下校に合わせ音楽バト巡回
さつま警察署

南日本新聞 2010年4月11日


「赤とんぼ」のメロディーはパトカーが近くにいる合図―。さつま警察署は、児童の帰宅時間に合わせ、音楽を流しながら町内を巡回する「メロディーパトロール」をスタート。6日、同署で出発式があった。
子どもたちを犯罪被害から守り、地域の安全を保つのが狙い。同署管内ではこれまでも毎夕、パトカーが赤色灯を回転させてパトロールしていたが、「住民に警察をより身近に感じ安心感を持ってもらうため、視覚だけでなく聴覚にも訴えよう」と計画した。
出発式には町内の青パト約20台も参加。警察のメロディーパトロール車9台とともに、一斉に出発した。
赤間安高署長は「さつま町は自主防犯組織が多く、地域を守ろうという意識の強い土地。今後も住民と警察が連携して、犯罪や事故抑止に取り組みたい」と話している。


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