ドレミファ発車音
♪自販機で復活?
京急名物、横浜駅に

東京新聞 2022年04月04日(朝刊)


京浜急行電鉄で名物だった「ドレミファ」の音階に聞こえる電車の発車音が、横浜駅の飲料自動販売機で復活した。電車を動かすモーターの制御機器から出るノイズをメロディー風に調整して人気を集めたが、機材の更新で聞けなくなり、ファンから惜しむ声が出ていた。 自販機は京急の1000形車両を模した赤いデザインで、横浜駅北口改札内に設置。商品ボタンを押すと乗務員の「間もなく発車します」というアナウンスの後、ドレミファの発車音が流れる。 1日午前、自販機の稼働と同時にファン数人が取り囲み、メロディーに聞き入った。川崎市の中学二年熊本敬志さん(13)は「一番乗りで試したくて駆け付けた。久しぶりにあのきれいな音が聞けた」と満足げだった。京急によると、ドレミファを奏でる車両は一九九八年以降に導入されて親しまれたが、2008年から減っていき、21年7月で最後の1台が改修され姿を消した。
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