会社員 ■■■■ 25歳(さいたま市南区)
東京新聞 2018年09月07日(朝刊)
8月21日投稿「『葛アナウンス0車両』を」を読んだ。興味深い発想だが、そこまでの施策を講じるほどの必要性を感じなかった。
毎日同じ内容の案内を、大音量で繰り返すのが不快だとのことだったが、電車は毎日同じ経路を通るのだから、案内が毎日同じなのは当然だし、走行音が響く車内での放送なのだから、ある程度の音量があるのも当然である。走行時と停車時で音量が変わる車両もあるし、そこまでするほどのことだろうかと思う。
さらに言えば、アナウンスは有益な情報をたくさん含んでいる。鉄道会社によっては、各駅の到着時刻を案内してくれたり、接続する他社線の遅延情報を案内してくれたりする。そうした放送を聞き、予定より遅れそうだと思えば、迂回経路を探したり、遅刻連絡を入れたりと、前もって対処ができる。ィベント告知も、家族サービスに悩むお父さん方のプランニングに一役買っているだろう。
ただのアナウンスでも、その気になればたくさんの情報を得られる。アナウンスを雑音と決めつけずに、情報を得ようとしてはいかがだろうか。