駅構内の放送 大音量で不快

翻訳業 ●●●●(48) 東京都世田谷区

東京新聞 2018年08月10日(朝刊)


「筆洗」(7月30日)でJRの発車ベル実験のことを知り、良いことだと思った。発車ベルの音をホーム付近だけに聞こえるように小さくして駆け込み乗車を防ぐのが狙いだという。私は別の観点からもこの取り組みに期待している。毎日、駅の大音量の放送を苦痛に感じているからだ。「発車ベルはもとより、自動音声も駅の係員による放送も、東京の駅では総じて音量が大きい。このような大音量は「騒音」であり、人の気持ちや健康に悪影響を与えていると思う。
大音量だけでなく、放送の内容も多過ぎである。重要な情報に絞って適切なタイミングで流す方が、本来の注意喚起に結びつくのではないか。安全対策と同時に、人間にとってわかりやすく快適な放送ということにも、JRや鉄道各社には目を向けていただきたい。


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