無職 ×××× 70(さいたま市浦和区)
東京新聞 2017年11月14日(朝)
わが家の近くに防災行政無線のスピーカーが設置され、毎日その音の大きさに驚き、悩まされています。しかし、友人たちに聞くと、多くの人が防災無線放送はほとんど聞こえないと言います。
街を歩いてみると、屋外でも聞こえないところがあります。スピーカー近くには、交代勤務で寝ている人も、病気で寝ている人も、小さな赤子もいるはずです。大音量で防災情報を伝達するのは乱暴な手段だと思います。しかも放送のほとんどは、下校の案内や特殊詐欺への注意、定時の音楽で、防災とは無関係です。
死ぬまでの毎日、この大きな音を聞かされると思うととても憂鬱です。スピーカー設置者には、基本的な環境問題として再考をお願いしたいです。