氾濫するテレビの音、疲れる
農業 向井山道雄 (広島県東広島市 72)

2009年7月10日 朝日新聞(朝刊)


子どもの頃からの難聴で、加齢と共にさらに聞こえづらくなっていますが、このところテレビの視聴時は特に困っています。効果音やバックミュージックが響きすぎて、出演者の声が聞き取りにくいのです。

臨場感をもたせるため、制作現場の人たちも苦労なさっていることとは思いますが、あまりにも音が氾濫しすぎて私には雑音のように感じます。もっと言葉を中心に、中身をしっかりと聞かせるような作りにして欲しいのです。

出演者が、甲高い声で早口でまくし立てる、やたらと語尾を伸ばす、我先にとばかりやり取りするといった場面が多く、内容が伝わる前に疲れてしまいます。

また、番組からCMに切り替わる時、予想外の大音量に驚き、心臓に悪いと思うことがあります。何とかならないでしょうか。


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