「ミサイル着弾」誤放送

宮城・大崎 550件問い合わせ

2016年04月19日 朝日新聞(夕刊)


宮城県大崎市が19日朝、市民向けに「ミサイルが着弾する可能性がある」と非難を呼びかける内容の放送をし、6分後に訂正した。市民からは約2時間後までに、550件ほどの問い合わせや苦情があった。東アジア情勢の緊張の高まりを受け、市職員がJアラートの試験をしていた際に、過って外部に放送したと市は説明している。
大崎市によると、放送が流れたのは19日午前8時28分ごろ。防災行政無線や市役所のスピーカーで「ミサイル発射情報」と繰り返した後、この地域に着弾の可能性があると伝え、屋内避難とテレビやラジオをつけるよう求める内容だった。防災行政無線は市内約5万1千の全世界で聞くことができる。
(島田広)


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