我思う うるさい国をやめよ

日本語学校生 ロイ・ストルバック (大阪府 24)

朝日新聞(関西版) 2015年9月25日(朝刊)


都会に住んでおる我々都市生活者は毎日間断なくあらゆる不要な雑音を聞かされておる。駅と電車内の放送では、静かにしろ、扉から離れろ、車掌は××ですとの旨を叫びおる。店でも同じで、自宅ですら外の音が聞こえ安らかに時間を過ごすことも許されておらん。これでは多くの人が精神的苦痛を与えられ続けるに決まっておろう。

視覚障害者のためにある告知などは良いことだ。だがその告知も雑音の海の一滴として聞き逃されんばかりであり、いっそ他の99%が消えれば問題どころか快い展開となるであろうに。先進国である日本が「世界一うるさい国」で良いのか。我は良くないと思う。なお、我は日本のアニメで武士言葉に興味を持ち、日本語を学んで1年8カ月になるノルウェー男子である。


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