和歌山・橋本 Jアラートでミス
「ゲリラ攻撃の可能性」

東京新聞 2013年12月14日(日)


13日午後1時50分ごろ和歌山県橋本市で、全国瞬時警報システム(Jアラート)の動作確認中に誤って「ゲリラ攻撃の可能性があります」との放送が市内各所に設置されたスピーカーから流れるトラブルがあった。市や警察、消防に「本当か」との問い合わせが数十件相次いだ。

橋本市防災推進室によると、放送はゲリラ攻撃に備え屋内待機を呼びかける内容。市内129カ所のスピーカーや、小中高校などの屋内83カ所の装置から約30秒間流れた。まもなく訂正放送をした。

市は当時、市民に気象情報などを伝える防災メールに、Jアラートの情報を合わせ流す試験をしていた。放送が連動して始まることを充分に確認していなかったという。

Jアラートは地震や津波、大規模テロなどの緊急放送を国から自治体を通じ、住民に伝える。


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