エコキュート
被害男性和解
音や振動で不眠

東京新聞 2013年11月19日(朝刊)


群馬県高崎市の男性(52)が、隣家に設置されたヒートボンプ式給湯器「エコキュート」で不眠症などの健康被害を受けたとして、隣人に運転差し止めと機器メーカー、住宅メーカーに計約270万円の損害賠償を求めた訴訟は18日、前橋地裁高崎支部(川口代志子裁判長)で和解が成立した。

原告側代理人によると、和解内容は年内に撤去し、別メーカーの給湯器を設置するほか、費用は各メーカーが負担するという。

訴状によると、男性は2009年2月に隣家の給湯器の運転が始まると、音や振動で夜中に何度も目が覚め頭痛や耳鳴りの症状が出た

男性の妻は不眠症、自律神経失調症と診断された。


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