(声)命は自分で守る努力が必要
2013年10月23日05時00分
無職 山口雄造(神奈川県 81)

新聞 2013年10月23日(朝刊)


台風26号で伊豆大島(東京都大島町)は大変な災害にみまわれ、多数の犠牲者が出ました。関係者の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

伊豆大島は台風26号が、ど真ん中を通るニュースがたびたび報じられ、新聞、テレビの報道によれば、気象庁の「土砂災害警戒情報」が出されていました。町長が「避難勧告」を出さなかったと、町長の責任を問う声が出ています。しかし、私は住民の自衛の意識を考える契機にするべきではないかと考えます。

今回の台風は何十年ぶりかの大型台風だと、新聞、テレビで報道され、それが「警戒警報」でした。私たち戦中派は「警戒警報」が出されたら、その後の空襲に備えて、普段着のままで寝ずにいたことを思い出します。台風の進路の中にいる人たちは、もっと早く、自分自身で逃げる準備をすることはできなかったのかと思うと、残念でなりません。

もちろん、自治体の長としての町長の責任も議論されてしかるべきだとは思いますが、そこだけに流れてはいけないと思います。自分の命を自分でまず守るためにはどう行動するべきなのか、今回の悲劇から多くのことを教訓とするべきでしょう。


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