低俗テレビ番組にガッカリ
無職 陰木 英雄 (神戸市垂水区 82)
朝日新聞 2009年4月17日(朝刊)
78歳の妻との老夫婦世帯の私たちは、毎朝、近くで5千歩のウオーキングの後、8時15分からNHKの連続ドラマを見ながら食事をするのが日課です。
毎日のテレビも楽しみの一つですが、最近の番組にはガッカリしています。番組が変わる時期にしても、どのチャンネルも大同小異の内容です。視聴者を小馬鹿にしたようなお笑いタレントが出演するバラエティー番組などは、見ているとたまらなくなってスイッチを切ってしまうのです。
2011年から地上デジタル放送に切り替わるといいます「わが家でもそれに備えてテレビを買い替えるべく、貯金をしています。しかし、この調子で低俗番組が増えるのではないかと不安です。
批判力のある人はいい。しかし、出演者の言動を無批判に受け入れている孫たちの姿を見ると、将来が心配になります。テレビ局の奮起を期待します。
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