病院待合室で苦痛 テレビは不要では
主婦 田中多恵子 52(埼玉県加須市)
2009年1月7日 読売新聞(朝刊)
病院や医院の待合室にテレビが置いてあることが多い。近くの医院にはラジオが置いてある。どちらも患者が待ち時間の間に退屈しないように、との配慮からなのだろう。
しかし、テレビやラジオの音声や映像は、体調が悪い時には耳障り、日障りに感じられることがある。
頭痛に悩んでいる患者であれば、騒音にも等しく感じられ、かえって苦痛が増すのではないだろうか。
テレビやラジオは、患者に対する「過剰サービス」のように思える。私はむしろ、新聞や雑誌を置いてもらった方がありがたい。
患者の体調を第一に考えるのなら、待合室は余計な音のない、静かな環境が好ましいと思う。
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