3年9ヵ月ぶり再開
西東京いこいの森公園の噴水
東京新聞 2011年6月23日(朝刊)
二〇〇七年十月から止められていた西東京いこいの森公園(西東京市緑町三)の噴水が、七月一日から再開されることになった。噴水で遊ぶ子どもの声などがうるさいとして、近隣女性が使用差し止めの仮処分を申し立て、当時の東京地裁八王子支部が申し立てを認める決定をしたため、使用が止められていた。 (高橋知子)
市によると、昨年二月に女性が死亡。市は同十月に仮処分の取り消しを申し立て、今年二月、地裁立川支部が取り消しを決定した。
再開後の噴水は電力事情に配慮し、晴天で気温が二五度以上の日の午前十一時から午後三時の間の計三時間のみ使用される。併せて公園内のスケート広場は登録制に変更され、人数制限が行われる。
同公園は面積四・四ヘクタルと市内で一番広く、噴水再開により夏場のにぎわいが予想される。市は来年三月まで月一回(八、九月は二回)、騒音測定を行い、近隣住民の迷惑にならないよう利用者のマナー向上を呼び掛けたいとしている。
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