騒がしい職場は心臓病の危険

埼玉新聞 2010年10月23日


騒音にさらされる職場で1年以上働くと、心臓病の危険性が2〜3倍高まるとの研究結果を、カナダ・ブリティッシュコロンビア大のチームが米専門誌に発表した。
チームは20歳以上の有識者6300人余りを対象にした米国の健康調査を解析。会話するのに大声を出さなければならないほどの騒音に慢性的にさらされている人は、静かな職場で働く人に比べて、狭心症や心筋梗塞(こうそく)、高血圧症などの危険性が2〜3倍高まった。
専門家は騒音とストレスの関係を指摘。チームは「職場での過度な騒音は重大な健康問題であることを研究結果は示している」としている。


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