横浜市が8基追加
産経新聞 2010年8月16日
局地的な大雨による水難事故を防ごうと、横浜市は河川の増水を知らせる「親水拠点警報装置」を新たに7カ所計8基設置した。
警報装置は、大雨注意報が発表されると回転灯が点灯。大雨・洪水警報の発表や、30分間に5ミリ以上の雨量情報があった場合は、点灯とともに「すぐに川から離れてください」などとの放送が流れる。設置は、神戸市灘区の都賀川で平成20年7月、豪雨による増水で児童ら5人が亡くなった事故がきっかけ。21年度から2年計画で、市内の河川の親水拠点1775カ所のうち子供の利用が多い場所への設置を進め、18カ所計20基の設置が完了した。
市河川管理課によると、昨年度に設置した11カ所計12基は、今年4〜7月に延べ140回作動した。
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