移動販売について(本サイトの掲示板への投稿から)

回収車バスターズ氏 2010年5月21日


家の近くに来る廃品回収車に関しては、大幅に減らすことに成功しましたのでその経験を以下に記します。

第1段階:当初は騒音に関する県の条例を根拠に市に陳情を繰り返し、一定の成果が得られました(通報するたびに市から駆けつけてもらい、捕まえれば指導してもらう)が、指導の内容も弱く「いたちごっこ」になりました。
第2段階:騒音という観点のみのアプローチに限界を感じ、業者の違法性を訴える形で市長宛に手紙を出しました。そこでは騒音に加えて以下の2点を強調しました:

1)一般廃棄物の収集運搬が認められるのは市の許可を得た業者に限る(どこの市でも同じような規定があるはずです。mm様の居住地でもよく調べるといいでしょう)。無許可の業者が合法的に廃棄物を処理していると考えるのは合理的でない。違法回収を禁じることは不法投棄の削減にもつながる。
2)廃品回収車に関する詐欺まがいのトラブルは全国で多発している(国民生活センターのHPのコピーを添付)。被害者の多くは無許可業者の実態を知らないから被害に遭っている。市民の財産保護の観点から対策が必要で、警察との連携も不可欠。少なくとも市民に注意を促している自治体もある(東京都豊島区、調布市、埼玉県川口市、大阪府豊中市などのHPのコピーを添付)。

私の手紙を受け、市は次のような対策を講じるようになりました:
1)私が通報すると、従来は市の環境保全課のみが駆けつけましたが、今では資源廃棄物対策課と両方の担当者が乗った車が駆けつけ、回収車を捕捉すると放送を止めさせ、騒音と廃棄物処理の両面から指導しています。
2)市から警察に対し、市民からの通報に対応してもらうよう協力要請してもらいました。昔は警察に通報しても相手にされないことが多かったですが、最近では警察官を派遣して放送を止めさせてもらえる場合が多いです。
3)市民への周知という点では私の提案を採用してもらい、市の広報や、収集に関する細かい規定を記した、各家庭に配られるパンフレットに廃品回収業者とのトラブルの事例を含めた、注意喚起の内容を掲載してもらいました。その結果かどうかはわかりませんが、騒音を撒き散らす業者が減った代わりに、料金等を明記したチラシを郵便受けに入れるだけの業者が増えています。

※以上が私の経験ですが、相手は危険な業者が多く、私も車のナンバーを控えようとしたら車を急発進してぶつけられそうになったことがあります。また市の職員に対して凄んだ業者もいます。直接相手にするのはくれぐれも避けるようお勧めします。
※さらに詳細情報をご希望でしたらディーガン様を通じてコンタクトいただいても構いません。


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