もうちょっと行動してほしい

2013年3月3日(日)


このコラムで書くのは随分久しぶりです。みなさん、お元気ですか。 さて、去年の11月初めにPCを持っている東京近辺の会員20名には、東京メトロが新しく導入したご当地メロディーや西武鉄道が導入した高田馬場駅でのコマーシャルソング(いずれも発車メロディー)についてそれぞれの鉄道会社に対して「意見」を寄せるようにお願いしました。電話で苦情を寄せた会員(1人)と私がお願いする前に記録を残さず苦情のメールを寄せた会員(1人)を除けば5人から返事(寄せられた「意見」のメールと鉄道会社からの返事)が来ているだけです。ちょっぴり寂しいです。

会員の中で「苦情のメールを送ってもなにも変わらない」と思っている人もいるでしょうし、仕事が忙しくて忘れがちな人もいるかもしれません。仕方がないでしょう。

ただ、せっかく会員になられた以上、「考える」ことだけでなく、時々行動を起こすのも大切です。行動といっても、実際に何処かへ出向いて抗議することは仕事を持っている会員にとって難しいと思います。でも苦情のメールや手紙を送ることは家に居ながらできることです。無駄だと思ってもやってみる価値があります。ご自分が唯一の騒音被害者だと思っても案外そうでもない場合が多いです。例えば十数年前に火災予防運度の際の放送がうるさい、と市役所で抗議したときに、「他の人からも苦情を寄せられた」といわれました。それで、多少ではありますが、音を絞ってもらいました。

今は『AMENITY』31号に向かってエントリーを募集しています。みなさん、ぜひ提供してください。苦情のメールや手紙のやり取りの他に、ご自分のスピーカー騒音に関する体験談や奮闘記、あるいは第三者のそれでも結構です。お書きになりたい方はその旨なるべく早めに私へご連絡ください。原稿の締め切りは7月末です。

何分、よろしくお願いします。               (1970年3月3日来日)


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