ダムの演習放送時間を短縮させました

2010年5月24日


最近ちょっとした成果を上げたことを皆さんに報告したいのです。私の家の近くに多摩川が流れていて、その上流に小河内ダムがあります。大雨のときに水道局はこのダムから放水しますが、このとき放送とサイレンを流します。それに備えて毎年の5月半ばごろスピーカーだけを使ってテスト放送とサイレンの擬似音を流します。(実際の放水のときは本物のサイレンを使います)。
私は10年以上前からその放送をもっと短く出来ないのかと関係者に毎年電話を入れてきました。一回旅行の途中でダムの事務所に寄ったこともあって、ざっくばらんな話が出来ましたが、なかなか改善してもらえませんでした。例えば去年の放送内容は次のとおりでした。

「こちらは東京都水道局です。小河内ダムでは、交通局の白丸ダムと合同で、本日午前9時から午後5時までで、全国一斉の洪水対応演習を行なっています。これは演習のための放送です。お騒がせいたしますが、皆様のご協力をお願いいたします。繰り返します。こちらは東京都水道局です。小河内ダムでは、交通局の白丸ダムと合同で、本日午前9時から午後5時までで、全国一斉の洪水対応演習を行なっています。これは演習のための、放送です」(約1分33秒)。

ところが今年の5月半ばの演習放送は「繰り返します……」が無くなってかなり短くなりました。その内容は次のとおりです。

「こちらは東京都水道局小河内ダムです。本日午前9時から全国一斉の洪水対応訓練を行なっています。この放送とサイレンは訓練です」(約27秒)。

いうまでもなく、水道局の担当者にお礼の電話を入れました。


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